ぼっち☆ぼち

アラフィフおひとりさまの、他愛もない長〜い独り言です。

無事に仕事始め

  まずはウォーミングアップ

 

今日1月5日から、仕事始めです。

これまで、製造業で働いていたことが多く、初日はどこもまだ仕事の動きがあまりなくて暇な事が多かったんですよ。

でも、今の会社(物流業)は初日からバッチリ仕事がありましたね。心配だった配送も、能登地域以外は通常通り稼働してるとの事で、ホッとしました。

多分、石川県内の多くの会社でそうだったと思うのですが、社内の人と顔を見合わせて、新年の挨拶を済ませた後、「地震大丈夫だった??」とお互いの状況を報告し合いました。幸いうちの会社では、家族親族で大きな被害に遭った人はおらず、家も落下物があった以外は無事でした。でも、系列会社では、実家が能登だったり、親戚が能登にいたりなどして、家族は無事だけど、家が壊れたりの被害があった方が何名かいたそうです。

帰省先で犠牲になった方々もいた一方で、帰省していたお陰で親が助かった方々もいます。何だかやるせないですね。

ウォーミングアップのつもりが、結構ガッツリ働きました。でも、体を動かしていると、気は紛れますね。

今年も一年、何事もなく元気で働けるといいなと思っています。

この3連休は、まだまだ地震の捜索や支援が続くのでしょう。今日もずっとヘリコプター飛んでました。私もこの連休中に、義援金を寄付する予定です。

本当はシネマ歌舞伎「唐茄子屋」を見る予定でしたが、次の週に延期します。

この前のブログにも書いたけど、地震の報道で辛かった時、テレビのバラエティ番組に救われました。地震関連の映像は、本当にずっと見てると、心が沈みそうになりました。普段は、舞台や映画を好んで見ているけど、多分集中して見られなさそうだったで、見る気になれませんでした。

ひとりでいるのも不安だったので、母のいる居間で、一緒に何気なくバラエティ番組を見ていたのです。そうしたら、何だかこれまで張り詰めていた気持ちが、少しほぐれて来るのが分かりました。そして、笑ったりすることで、気が紛れたのです。

東日本大震災の時、どこのチャンネルも震災関係ばかりで、CMもACジャパンのものばかり。あの報道の偏りは、多くの人の心を沈ませたと思っています。

それもあってか今回は、元旦の夜から一部の局で通常通りに戻ったみたいですね。それでいいと思います。NHKで随時報道してくれれば、他の局は普通に放送すればいい。地元では仕方がないけど、震災に関係のない地域の人たちまで巻き込むことはありません。特に今回はお正月で、本来はおめでたいのですから。

テレビもだけど、ネットも8割方不安を煽る記事ばかり。中には信じられないようなデマもあります。なるべくその手のものは避けているけど、嫌でも目に付く事も。今、X(旧Twitter)が災害伝言板のように利用されているようですが、確かに役に立つ事がある反面、悪意のある書き込みをする人もいるようですね。

報道を見て思ったのですが、被災の様子だとかを撮影して、SNSに投稿するのは決して悪いことではないのですが、危険が目の前に迫っているのに、スマホを平気で撮影している人たちが多くいて本当に驚きます。

私の考えが古いのかもしれませんが、今回のように、まず地震があって身の危険を感じたら、何があってもまず避難したり安全を確保するのに精一杯で、他のことを考える余裕なんてないと思うのですが。

なのに、家の中が揺れている様子だったり、他の家族が怖がっている様子とか、撮影しているバカが本当に多くて。もし撮影中に、物が落下してきたらどうするの??まずは家族を助けないといけないのでは???そんなに皆、承認欲求が欲しいのか??と勘ぐってしまいます。

あと、人の危険が目前に迫っている様子を撮影したりとか。それで助けるわけではなく、ただ撮影して実況中継しているだけ。これはテレビのレポーターでも思うのですが、目の前に危険が迫っているのに、ひたすら自分の仕事を全うしようとしているんですよね。本当にしなくてはならないのは、危険を顧みずにレポートするよりも、本当に困っている人たちを助けることなのでは、と思うのですが。

何か、自分の名誉とか見栄ばかりが大切で、他人への配慮が欠けている人が物凄く増えている、そんな気がします。自分さえ良ければ、あとはどうなってもいい的な、ね。

あーまた盛大にグチってしまった。それでも、震災関連で心温まったり、感心したり、役に立つ記事も少しだけどあります。情報を的確に伝えるって難しいですよね。

石川は天気が悪くなりつつあり、外は風が強いです。明日からの捜索や復旧作業は寒さの中となると思いますが、全国から救助活動等に来て下さっている方々には、本当に感謝しています。くれぐれも、体に気をつけて下さい。