ぼっち☆ぼち

アラフィフおひとりさまの、他愛もない長〜い独り言です。

薄情者

先週の土曜の夜に、父が入院して数日経ちました。

幸い、状態は落ち着きまして、病院で手厚く看てもらっています。

正直な所、入院してホッとしています。こう言うと、物凄い薄情者に思えます。でもね介護って、素人がするには限界があります。どうしても無理が出てしまう。

家にいても落ち着かず、生活様式がガラリと変わってしまう。そして、常に目を離せなくなる。良くなることは、ほぼない。日に日に衰えていく父を見るたびに、何だか人間ではなく、違う世界の生き物のように思えてきて、怖かったんです。

だから、視界に父がいなくなって、ちょっとだけ心が穏やかになりました。こんな事、母や姉には絶対に言えませんが。

家族で手厚い介護の末に、自宅や住み慣れた所で、安らかに旅立つ事ができればいいと思われがちですが、そんなの綺麗事だから。実際、ほとんどの人が、最終的に病院か施設になってますよね。余程、経済的か時間的に余裕のある家でないと難しいと思います。

介護関連のサイトやニュースも、本当に色々で、どれを信じていいのか分からなくなります。症状も人それぞれですし。認知症か、そうでないかだけでも、全然違うし。

それにしても、ヘルパーさんや看護師さんたちは本当に尊敬します。大変なお仕事なのに嫌な顔せずに、接して下さるので。親だと1人ないしは2人で済みますが、仕事だと複数人担当しないといけないし、手の掛かる人だっているだろうに。だから、こう言う人たちにこそ、もっと報酬やら支援を増やして欲しいです。子育て支援ばかりではなく、介護(看護)関連で頑張っている方々に少しは支援してあげて欲しい。

昨日、会社帰りに父のお見舞いに行ってきました。顔色も良く、食欲も旺盛(ちょうど夕食食べてた)。どうやら病院のご飯は美味しいらしい。ただ、とろみのある飲み物は苦手みたいけど。看護師さんの言うことも素直に聞いているようですし、母の話では、今日からリハビリを始めたらしいです。補助ありなら、何とか立てるようです。ただ、やはり歩けず。本人も、足の調子の悪いのは自覚しているみたいです。

この先の事を考えると、立って歩けるかどうかは非常に重要になってきますが、果たしてどうなるのでしょうか。年末年始は病院で過ごすことになりそうです。

本当なら家で過ごして欲しい所ですが(多分本人は家に帰りたいと思うので)、今の状況だと厳しいかな。かと言って、すぐに施設が見つかる訳ではないし、その辺の所は、これから病院や介護関連の方と相談していく事になりそうですね。

なんだかんだ言って、やっぱり心配ではあります。また具合が悪くなったらどうしよう、とか考えてしまうもの。

年末になって、思わぬ事でバタバタしてしまったけど、何とか年を越せそうです。

そんな私が今、唯一楽しみにしているのが、朝ドラ「ブギウギ」。当然、今年の紅白では、趣里さん始め出演者たちが出て、歌を披露してくれると思っていました。でも、スケジュールの都合上、出演が叶わなかったようです。

まぁ、確かに朝ドラ撮影などハードなのは分かりますよ。でも、歌を扱っている番組なだし、誰もが楽しみにしていたと思うのです。趣里さんが無理なら、梅丸歌劇団の方だったり、VTRでもいいので、何らかの形で出てほしかったなー。多分、伊藤蘭さんが選ばれたのも、それを当てにしていたのがあると思うんですよね。ただ蘭さんは、ライブなど歌での活動をされているので、世間で言うほど選出はおかしくないと思います。それなら大泉洋さんのほうが??です。

もしブギウギ関連が出るのなら、そこだけ見たいと思っていたんですけどね。うーん残念。「らんまん」は神木くんと浜辺さん(←司会です)、さらにはあいみょんさんと出るのにね。

私の年越しは、いつものようにDVDで舞台鑑賞です。今年はもう、観るものが決まっています。それを見ながら、今年を振り返るのが毎年恒例です。今年もあと僅か。まだまだしなくてはならないことが残ってます。まずは仕事を無事に終わらせる事ですね。29日は、そんなに仕事がない予定なので、早仕舞い出来そうです(多分)。