ぼっち☆ぼち

アラフィフおひとりさまの、他愛もない長〜い独り言です。

アンチエイジング

現在53歳。よく巷で「アンチエイジング」と謳っていますが、正直言ってこの言葉には、違和感ありまくりです。年齢に逆らい、若さを無理矢理キープするよりも、年齢に相応しい年の重ね方が出来ればいいと思っているから。

だって、体はボロボロなのに、見た目だけ若かったら滑稽ではありませんか。勿論、健康のために体型をキープするとか、そういうのはアリだと思います。ただ、それはこの先の老後に備えて鍛えると言う意味で、見た目を若々しく保つと言うことではありません。

先日、女優の石田ゆり子さんのインタビュー記事が出ていました。石田さんと言うと同い年で、しかも同じ10月生まれ。なんでこうも違うのだろう、とため息が出るほどの若々しさと美しさ。それでも彼女は、そのように言われるのに抵抗があるとの事。インタビューを一部抜粋しました。

「若く見えると言っていただくのはとてもうれしいですが、私が今、53歳であることは変えようがないでしょう。正直なところ、年齢のことをしょっちゅう言われることには、かなり抵抗がありますし、“奇跡の○歳”と言っていただいても、褒め言葉として受け取れない。『奇跡ってつければ、年齢を言っていいと思ってるの?』といつも思っちゃう(笑い)。年齢を重ねたら重ねたなりのよさがありますし、53年生きてきた意味もある。私は、カッコよく、ちゃんと年をとりたいと思っています」

多分、それなりに努力している面はあるでしょうが、恐らく石田さんは、無理をせず、抗うことなく、今のような自然体を醸し出しているような気がします。なので、同世代の私たちがどうあがいても石田ゆり子にはなれる訳がありません。

は、年齢に抗わずに素敵に歳を重ねていきたいと仰っています。女優さんなので、常に人の目がある。それは、確かに若さを保つひとつの理由にはなっていると思うのです。

それでも、やはり年齢が顔や体型などに出る女優さんも多いです。と言うか、女優さんも人間なので、そうなるのは当たり前。それも、かつて若々しいイメージだった人ほど、ダメージが大きいような気がします。芸能人は、それがテレビで如実に出るので、本当に大変だなと思います。

そうなると、かつてのイメージに拘るか、それとも今のありのままの姿を受け入れて貰うか、になります。同世代の女優さんやタレントさんでも、それはハッキリしていますね。中には過去に拘り「イタく」なっている方もいれば、歳を重ねた事が返って魅力になっている方も。あと、ゆり子さんのように、無理なく若々しさを保っている方々も多くいます。50代ってその辺の差が大きく出ますね。

私も年には抗いたくありませんが、一般人で何もせずにいたら、本当にみっともなくなるので、最低限のケアはしなくてはなりません。スッピンはさすがに無理なので、軽く化粧をする、髪は綺麗に整える、体型を崩れない程度にキープする、など。体型に関しては、50過ぎたら、程々にポッチャリしている方が絶対いいです。細いと、如実に貧相に、老けて見えます。

そう書くと、老けまっしぐらだなー。だって髪は超乾燥クセ毛で手入れしてもまとまらないし、体型も細めだし、肌もシミが目立つし、顔立ちも地味だし、性格も地味。

それでも、それが私なんだと自信を持ちたいですね。これまでの積み重ねが、良くも悪くも今の自分を築いている。シミは目立つけど、シワはない。腰痛や肩の痛みはあるけど、何とか動くことが出来る、孤独だけどマイペースで過ごすことが出来る、などなど。石田ゆり子にはなれないけれど、それなりに歳を重ねて、蓄積されできたもの、それを自信に繋げていけるといいな。

今日は帰りに、選挙の期日前投票に行ってきました。前市長の死去に伴う市長選です。市に直接関わるので、この人は、という方に投票してきました。誰が当選するのかな。

最近、無投票当選の方が多いそうですね。たまにならいいけど、毎回だとちょっと心配です。トップは、ある程度年数が経ったら、潔く変わった方が、新陳代謝にもなっていいと、個人的には思います。政治家が古臭いのは、新陳代謝が少ないから。見事に古狸のジイさんばかりだもんね。80歳になったら退任にすればいいのに。

あと、もう少し女性が増えてほしい。タレントとかではなく、一般人の、聡明で賢い方。一昔前までは、そのような女性政治家さんがいましたが、今は「なんでこの人が?」と言った、聡明さとは無縁の方ばかりなんですよね。狸オヤジとおバカ女が多く生息する、日本の政治じゃ、もう絶望以外の何者でもありません。そりゃ生きづらくもなるわ💨