ぼっち☆ぼち

アラフィフおひとりさまの、他愛もない長〜い独り言です。

オバちゃん、滝沢歌舞伎を見に行く

昨日からGWに突入、ですが、来月1、2日が仕事なので、全然実感ないです。しかも全般的に天気が良くない、とのこと。まぁ私は来月3日さえ晴れてくれればいいですが。

そんな中、本日は映画館へいきました。「滝沢歌舞伎FINAL」。今回が最後ということで、ちょっと興味があって。さすが、今人気のSnowManの公演とあって、映画館は超満員。感想は…やはり、普段本物の歌舞伎を見ている目で見ると、拙い所は多々ありましたが、若いお兄さん達が、体を張って演じている姿は好感が持てました。

今回、メンバーを全員知らない状況で見に行ったので、誰が誰だが分からない場面も多く、更に動きがスピーディでついていけないので、テロップで名前を出して欲しかった(笑)。特に歌舞伎の拵えをしたら、ますます分からないんですよ(汗)。ただ、歌舞伎のときに、大向うで演者の名前を言ってくれたのは助かりました(少なくとも私はそれで分かったので)。

殺陣のシーンを楽しみにしていたのに、初めの方にほんの少しで残念。ひとり上手だなと思った人がいて、それが宮舘くんでした。彼は、1月に歌舞伎の本公演に出ているんですよね。多分、團十郎さんから厳しく指導されたのでしょう。ちゃんと形になっていました。「ラヴィット」の時とは全然違うわ(あたり前だ)。あと、ちょっと雰囲気が松也くんに似てるかなと思った。個人的に、顔立ちが歌舞伎向きだと思います。

あと印象に残ったのが、岩本くん。腹筋太鼓の時の腹筋の割れ方が凄かったのよ。これまで、鼓童やDRUM TAOと言った、プロの太鼓集団の公演を見たことがあるのですが、もうね、腹筋がハンパなくスゴイのですよ。それにも匹敵する感じでした。多分普段から、鍛えているのでしょう。ダンスも上手だし、立ち姿もお辞儀も綺麗でした。個人的にはイチ押し、かも。元々、いかにもジャニーズ、という甘い顔立ちより、シュッとした和風な顔立ちが好きなので。

女形の2人(ごめん、名前分からなくて←後で調べた所、阿部くんと佐久間くんだそう)も可愛くて、動きもちゃんと女形のしなになっていましたし、古典歌舞伎をちゃんと研究しているなと思いました。

単なるジャニーズのエンターテイナーを超えた作品だったと思います。滝沢くんが力を入れていたのも納得。それをSnowManがちゃんと継承して自分たちの形を作ったのは素晴らしいと思いました。

最近、ジャニーズは色々問題が露出していて、ゴタゴタしています。せっかくこれまでいいものを築いてきたのに、それらが崩壊とまではいかなくても、そうなってもおかしくない状況に追い込まれています。せっかく才能豊かな人材が豊富にいるのに、勿体ないです。

何か、本家の歌舞伎が見たくなっちゃいました。この滝沢歌舞伎的なものを、SnowManと同世代の若手の役者さんたちにやったら凄いかなと。さすがに腹筋太鼓は無理なので、その分殺陣を入れた演目を増やして(殺陣好きなので)。今歌舞伎は、何故かアニメとか現代作品ものを取り上げることが多く(若い人に忖度している?)、それが不満に思うことがあります。やはり古典を大切にして欲しいし、新作をするなら、古典を現代風にアレンジしたものにして欲しいのです。「阿弖流為」みたいな作品が見たい。幸四郎さん、そろそろやって下さい🙏

まぁ、いい目の保養になりました。ただ、3人位同じ顔に見えて仕方がなかったんですよね。オバちゃんあるある、という事で許して下さい。