ぼっち☆ぼち

アラフィフおひとりさまの、他愛もない長〜い独り言です。

暑いよー

今日は朝からいい天気。しかも暑かった。それでもまだ風が気持ちいいから助かりました。
そうだよね、まだ5月。本格的に暑くなるにはまだ早いもの。

先日、父の介護の話をチラッとしたのですが、その後たまたま、今の父とよく似た状況の本を見つけました。
「親の介護をしないとダメですか」吉田潮著。
正式には、ネットで吉田さんの記事を見つけて、読み進めているうちに「何か我が家と似ているかも」と思い、著書を図書館で借りてきたのです。

足腰が弱り歩けなくなった事に始まり、便や尿を漏らす所とか、母が過干渉な所とか、姉妹で介護の捉え方が全く異なる所とか(私はどちらかと言うと、姉の地獄さんタイプですが)、本当に似ていて、参考になるのと同時に気がドーンと重くなりました。

と言うのも、吉田さんのお父様も、始めに介護認定を受けたときは要支援1(今の父と同じ)だったのが、半年後には要介護1に、その1年後には要介護2に、と短い期間で階級が上がって行ったのです。今は施設に入られている、と言うことで、多分もう少し上がっているのでしょう。
しかも、そうなられたのがまだ70代の時。85でそうなった父とはそこが違いますが。

この前、認知機能には問題ないと言いましたが、実は結構怪しさ満載な所があって、私には懐疑的に思うこともあって。
でも、母と姉はそれを否定するので、反論できないのです(先日も書いたけど、介護は2人が率先してやっているので)。
やはり、排泄の粗相が増える=認知機能が衰えている、と言うこと。
認知症あるあるらしく、排泄のコントロールがままならず、本人が気持ちが悪いと思っても、そのままでも居られるらしいのです。
母が、それをいつも疑問に思っているのですが、そう言うことなんですね。

あれから父は、一応元気そうではありますが、やはり排泄の問題なので、いつ襲ってくるかは分かりませんから、こっちはヒヤヒヤものです。
それ以外は食欲もあるし、天気のいい日は家の畑であれこれ作業したりしているようですし。
それでも、休みの日でも気持ち的に休まりません。
私は週末と夜だけで済んでいますが、ずっと一緒の母はさぞ大変だろうな、と。

でも、母を見ていると、構っているようで、結構ほったらかしだったりするのですよ。
まぁ、そうでないとやっていけないですからね。
我が家では「何かあったときは、それまでの事」と、割と父の好きなようにさせています。
もし、あれもこれもダメと言って、動かないようになってしまうと、それこそ本当に困るから。

私は介助は無理だけど、その分他の所で母の負担を軽くするために、家事などでフォロー出来るといいかな、と思っています。でも、常に先回りして動く人なので、それはそれで問題なのですが。

ウチは姉も私も同居なので、常に目の届くのは悪くないのかな。
家に居るだけで介護の役目を果たすこともあるらしいので。
在宅介護ブログなどを見ていると、家ではそれぞれが別の時間の過ごし方をしているんですよね。で、食事など必要な事を介助している。
これは、比較的介護度の低い状況だから出来ることなのかもしれませんが。

我が家も、今の所は短い時間であれば、父を1人置いて出掛ける事も可能です。
なので母も、買い物に行ったり、ご近所さんの所に遊びに行ったり出来ています。

出来ればこの生活が続けばいいのですが、それは難しいでしょう。
やがてそれが難しくなると、施設に入れる事を考えなくてはいけなくなるのでしょうね💨
両親の知人友人でも、何人か施設に入っている人がいますし。
父の兄弟は全員亡くなりましたが、最期は皆施設に入所していました(1番上の伯母(70代後半)以外は、85以上で亡くなったので、長生き家系なんだよな)。


親が長生きしている家では、誰もが通る道なので、ある程度の覚悟は必要ではあるのですが、考えれば考えるほど、とても苦しくなってきます。
ずっと親の脛をかじって来たのに、とんだ親不孝者だと思うのですが、それでも出来ないものは無理。そもそも私は、そうでなくても、まともな人間とも対峙出来ないのだから。
吉田潮さんの著書では、その辺りの事も「無理はしない。諦観すること」と書かれています。
そりゃ100%放棄すれば問題ですが、例え20%でも、出来る範囲でやるしかないのかな、と。

親の介護をしないとダメですか?
親孝行って何ですか?
枯れゆく親・壊れゆく親をいつも手取り足取りの献身介護には限界がありませんか?
親のために何かを我慢したり、とてつもない無理をしてませんか?
辛うじて年金で暮らしていけて、公的介護サービスを申請すれば受けられる今の親世代ならば、上手く手はずを整えてあげる、それが親孝行ではありませんか?
まぁ、人それぞれの考え方があるので、あとはご自身で良き選択を。
(著書のおわりに、から引用しました)

うーん、休みなのに気持ちが晴れない。
また、頭の中がネガティブ祭りになってしまいました。
さっき、少しテレビを見て気が紛れました。
明日はちょっと、別のことを考えて過ごそうと思っています。

いつもではありますが、長々と愚痴って申し訳ありませんでした。